裁縫のコツをこつこつと書いていきます ニット・KNIT・にっと・nitto・大好き!!
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こんにちはニット治療院[ニットキュア]です。
ニットの洋服修理なら何でもご相談ください。
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針に糸をとおす方法で、簡単に使える方法がもうひとつあります。
「糸をふたつに折ってから、針にとおすこと」
簡単で効果的です。糸が針に比べて細いばあにしかつかえませんが、かなり効果的です。
糸を指先でおります。「わ」は小さいほど扱いやすいです。写真は分かりやすいように大きく折っています。
針にとおします。
糸の短いほうを引いて、できあがり。
糸を二つの折る方法は、刺繍や毛糸を扱うときにはポピュラーでした。
普通の糸でも使えることに気づいてからは、普段の縫い物でも使っています。
道具も要らず、手軽で便利です。
是非、お試し下さい!
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大変ご無沙汰しております(反省…)
言い訳はさておき、今回は「針に糸をとおす方法」についてです。
友人知人によく言われる
「私、針に糸を通すこともできないから」
という言葉。確かに基本的なこと。糸を通さなきゃ始まりませんからね。でもこれも知識不足でできていない場合があるんです。
知らないとやらないは大違い。せっかくやる気になっても、少し知らなかっただけで、断念なんてもったいない!
こんなことで、お裁縫嫌いにならないで欲しい。そんな気持ちから、ご紹介することにしました。
糸には種類があります。カンタンにわけると、太さの違いがあります。
40番
60番
80番
ちなみに数字が大きくなるほど、細くなります。
厚い生地には、太い糸。薄い生地には細い糸。が合うからです。合うと言うのは、縫いやすい&縫い目がキレイということです。そりゃそーです。
今回重要なのはこの点。
・種類がある
・太さの違いがある
また、針にも種類があります。(今回は手縫い用の針のみ撮影)
毛糸針
木綿針
刺繍針
今回は分かりやすく、見るからに大きさの違う針を並べて見ました。
針とひとくちにいっても、こんなに違いあるんです。
太い糸には太い針
細い糸には細い針 を使います。
もし太い糸を細い針に通そうとすると……
すっごく通しにくい!!
細い糸を細い針に通そうとすると……
あっさり
よく糸の先をなめる人がいますが、私は逆効果だと思います。
糸先がボサボサして扱いにくいなら、糸先をはさみで切ったら良いんです。
切り方にもコツはあり、先を尖らせるように切ることです。
これでぐっと扱いやすくなりました。
それでもやっぱり苦手なら、強い味方になってくれる道具があります。
糸通しです。安くて便利な道具です。どんどん使っていきましょう!
使い方は
①針の穴に糸通しの針金を通します。
②針金のわの中に、糸を通します。
③そうっと糸通しを右に引くと…
針に糸が通りました。
とってもカンタンです。実は私も結構使ってます。ここだけの話。
修理はスピードが命。道具を使ったほうが早いなら、使います。
まとめると、針に糸を通す一番のコツは
糸にあう針を使うこと
糸先は斜めに切る
糸通しは便利な道具
もうひとつコツはあるのですが、それはまた次の機会に。
最後にお裁縫のコツとしてまとめると、
厚い生地には、太い糸で、太い針
薄い生地には、細い糸で、細い針 を使ってください。
手縫いも、ミシンも基本は同じです。よく説明書に『○番手の針と糸を』なんて書いてありますが、それも基本はこういうことです。この法則、そんなに特別なことじゃないんですが、『○番手』なんて言われると専門的な感じで腰が引けてしまいますよね。
趣味や身の回りのものの裁縫程度なら、縫えればいい。って場合もあります。
お裁縫の楽しみは形が出来上がること。まずチャレンジしてみてください。
こんにちはニット治療院[ニットキュア]です。
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ニット製品を家で洗う方法 その1の続きです。すすぎからです。
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――すすぎは2回します。
④水気を切ります。軽く水気を切るだけで構いません。次にすすぎにはいるので、しっかりと切らなくても大丈夫なのです。
洗面台から水を抜き、服を押して水気を切ります。洗面器にかけて1分ぐらい放置するのもいいですね。
※絶対にしていけないこと↓
雑巾を絞るみたいに絞ること。生地が傷んでしまいます! 絶対にしないでください。
⑤洗面台を軽く流して(洗剤を流します)水を溜め直します。③のように、両手で30回押します。
⑥水気を切ります。④と同じようにします。
⑦2回目のすすぎにはいります。⑤を繰り返します。
――干します。
⑧脱水をします。④と同じように軽く水気を切ったら、タオルにはさんで押して水気を切ります。洗濯機の脱水機能を利用するものいいですね。
洗濯機の脱水機能を利用する場合:
回転音がして30秒位に止めてください。型崩れを防ぐ為です。もっと水気を切りたい場合は、30秒単位で脱水時間を増やしていくようにします。
回転音とは:
スタートボタンを押して、10秒ぐらいで音が変わります。
バタンバタン……ブーン。って感じに。(わかります?)
ブーンって音が回転音です。回転音がしてから脱水が始まります。
長く脱水すればそれだけ早く乾きます。しかし、型崩れもしやすくなります。服に合わせて時間を調節してください。
⑨ネットに広げて干してください。専用の道具も販売されています。最近では100円均一でも売ってます。(これでも十分!)
干す時の注意:
重ならないように、しわにならないように、変な折り目が出来ないように形をつくると乾いた時が綺麗です。
文章にすると長いですが、やってみると難しくありません。繰り返すうちにどんどん手早く出来るようになれますから、是非、試してください。
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若いお客様から頂く質問に洗濯の方法があります。クリーニングに出さないのはずぼらな方法と思っている方もいらっしゃいます。
そんなことはないんですけどね。
自宅で自分の手で洗えるものは出来るだけ自分で洗う。
これが出来れば、お洋服の管理もしやすいですし、経済的でもあります。
そこで、まずは基本の洗濯の方法、手洗いの方法とコツをご説明します。
手洗いは優しく洋服を洗いたいときに使う方法です。一連の作業を自分の手で管理できるので、知っておくと便利です。
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……の前に注意点
高価なお洋服はクリーニング店にお任せするほうが良いです。
古くなったシミはとれません。
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せっかくなので、紹介ついでに私の服を洗ってみました。画像は私の洋服です。
■洗うもの:手編みのマフラー
■素材:混紡のようです(頂き物なので、分かりません)
■所要時間:15分ぐらい(干し終わるまで)
①洗面台に水をはります。洗面器でも構いません。水温は30度までにしてください。温度が高いと汚れ落ちはいいですが、生地を傷めてしまうことがあります。
アクロン・エマールなどの手洗い用の液体洗剤を溶かします。
②洋服をたたんで水に沈めます。たたむときに汚れが気になる部分が上に出るようにたたむと管理が楽です。
③両手で30回押します。押すときのイメージは洋服の中の空気を押し出す感じでお願いします。
※強く押したり、こすったり、長く溶液につければ綺麗になるわけではありません。むしろ、無理をさせることで生地が傷むことになります。
今日はこれで終わりにします。次回はすすぎからご説明します。
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ご無沙汰しておりました。(反省)
私が昔困ったことのひとつ「ロックミシンのほどき方」についてご説明しようと思います。
まずロックミシンとはなにか?
生地の端がほつれないように縫う縫い方のひとつです。
縫い目はこれです↓
何本かの糸が使われているのが分かります。通常は全て同じ色の糸を使うのですが、今回は分かりやすいように全ての糸の色を変えてみました。
ちなみに、この写真のロックは4本の糸と2本の針を使って縫っています。
普通のミシンの直線縫いと同じ縫い目も見えます。画像で言うと緑とオレンジです。この縫い目が2本あるので、2本ロックと呼びます。1本の場合もあるので、そのときは1本ロックと呼びます。
糸の本数が多いので適当にほどいていくと、絡まってとても大変なことになります。
では、効率よいほどき方とは
緑とオレンジの色の糸です。
5cm毎ぐらいに、切っておきます。
切った糸を目打ちや針などで引き抜きます。
すると、残りの糸が簡単にほどけていきます。
まとめ
①直線縫いの目を5cm毎ぐらいに切る
②直線縫いの目を抜く
③残りの糸を取る
これで簡単にほどけます。
実際、布と同色の糸を使っていることが多いので糸を見分けるのが大変ですが、効率の良い方法さえ知っていれば時間は短縮されるはずです。
いかがでしょうか、お役に立ちましたでしょうか?
コツとはちょっと違うのですが、知っておくと便利なことをご紹介します。
この方法は、生地についた原因不明の汚れの3割を落とすことができます。
ただし、
・液体の しみ
・原因が分かっている汚れ
はアウトです。
汚れのついた生地を裏返して見て下さい。
裏まで汚れが通っていないもの限定です。
つまり、生地の表面だけについた汚れで、原因不明のものです。
では、その方法とは……
じゃーん!!!
消しゴムです。(名前は加工してあります)
例えばこの汚れ
なにか明らかに汚れが乗っているようす。黒ずんでしまってます。
早速消しゴム……の前に、下準備があります。これが重要です。
ゴムの表面を綺麗にしておきましょう。
真っ白な紙の上で黒ずんだ所をこすってとっておきます。
ゴムに汚れが残っていると、生地に汚れをこすり付けてしまい、汚れが広がることになります。
買ったときのように、綺麗にして下さい。
これがないと、このミッションは成功しません。
軽くこすりながら、消してみて下さい。
まずはやさしく。
そして、様子を見ながら少しづつ力を入れてみて下さい。
もちろん、この方法で全ての汚れが取れるわけではありません。
少しもうすくならない場合は、すぐにやめて下さい。汚れがひどくなる可能性があります。
洗濯・シミとり剤など、別な方法に移行して下さい。
消しゴムは砂けしなどはNGです。
ごく普通のタイプを使用して下さい。
表面についただけの汚れなら、私の経験上3割は消しゴムで落ちます。
表面についただけの汚れなら、とりあえず消しゴムでチャレンジしても損は無いと思います。
タダですし。
ちょっとした豆知識として、聞いていただければ幸いです。
では、また!
モノを作ることが好きで、修理屋という職業に就くようになりました。修理はとてもクリエイティブな作業です。今までとは違う価値をつけることができ、しかも仕上がったモノは世界にひとつだけのオリジナルになります。その喜びを広げたいと、思っています。
時々、お裁縫に関するちょっとしたコツもご紹介していきたいな~と思ってます。
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