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裁縫のコツをこつこつと書いていきます ニット・KNIT・にっと・nitto・大好き!!

    

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こんにちはニット治療院[ニットキュア]です。
ニットの洋服修理なら何でもご相談ください。
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前回の、友人に起きた洗濯のトラブル
「洗濯して保管しておいた服に、いつのまにか汗ジミができていたんです。」
の理由についてお話しします。


友人がシルクのアオザイをクリーニングした時の洗濯方法は
・ドライクリーニング
だったのです。だから、汗ジミができてしまったんです。

 

といっても、クリーニングはクリーニング。なにがいけなかったの? と思いますよね。

さて、ドライクリーニングとはどんな風に洗うクリーニングでしょう。
「石油系の洗剤で洗う方法」です。
???


今回の質問に向けて、砕けた言い方をすると
「石油系の洗剤を使って、水を使わずに洗った」
ということになります。

洗濯と言うと洗濯機のイメージが強く水でざぶざぶ洗う印象が強いのですが、ドライクリーニングとは「ドライ」の名の通り、水を使わないで洗う方法なんです。

ドライクリーニングの利点は下記になります。
・型崩れがしにくい。
・高級素材などは風合いが損なわれない。

これらは、水を使わないことで得られる利点です。
友人のシルクのアオザイは、高級素材なのと外国の縫製だったことからクリーニング屋さんが気を利かせてドライクリーニングにしていたようです。


でも、汗の汚れは水溶性の汚れです。
水を通さないと取れない汚れだったのです。
クリーニングしたばかりは綺麗になったように見えていたのですが、3年後汗の汚れが化学変化を起こしてシミとなって浮き出てきてしまったのです。


友人の保管方法が悪かったわけでも、
クリーニング屋さんが手を抜いていたわけでもなかったんです。


原因が分かってくると、対策が知りたくなるものです。
さて、同じようなトラブルを起こさない為にはどうすればよいのでしょう?


それは、また次の回で…
では!
 

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プロフィール
植木 睦子
性別/女性
趣味/カメラ・写真・修繕・作ること
自己紹介/ニット専門の修理屋をしています。
モノを作ることが好きで、修理屋という職業に就くようになりました。修理はとてもクリエイティブな作業です。今までとは違う価値をつけることができ、しかも仕上がったモノは世界にひとつだけのオリジナルになります。その喜びを広げたいと、思っています。
時々、お裁縫に関するちょっとしたコツもご紹介していきたいな~と思ってます。
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