裁縫のコツをこつこつと書いていきます ニット・KNIT・にっと・nitto・大好き!!
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先日、友人に伸びたニットの直し方を聞かれました。
そこで、まだまだニットが活躍する時期のうちに、伸びたニットの直し方を部ブログでご紹介することにしました。
さて、サイトの修理例にも出ている水色のセーターです。
襟の長さと、ネックのラインを変えてプチリメイクしたお気に入りのセーターでしたが、気がつくと首が伸びてしまってました。
このまま着ると、なんだかだらしない印象になってしまいます。
もちろん、当店でもお直しします。でも、ご家庭でも、とっても簡単に直せるんですよ。
その方法は……
アイロンのスチームです!
スチームをしゅわーしゅわー! と伸びた部分に当てていきます。
アイロンは、セーターから浮かせて使って下さい。
形を作るようなイメージで当てていくと、良いですよ。
反対側からも当てます。
しゅわー、しゅわー。
セーターが暖かいうちは、形が崩れやすいですから、自然に冷めるのを待ちましょう。
夏場だったら、扇風機を当ててもいいです。
この通り、元に戻りました!
これで、また着られます。
おばあちゃんの知恵袋として、「伸びたセーターの袖口を沸いたやかんの口に当てる」
って言うのを、聞いたことがあります。
それも、蒸気を使って直して。ってことなんでしょうね。
ひじの部分が伸びた場合なども、有効です!
ただし、こういう場合はスチームを当てないで下さい。
・皮がついてる場合。
・ビーズやスパンコールがついてる場合。
・毛皮がついてる場合。
これらは、アイロンの熱で変質してしまう場合があります。クリーニング店など、専門家に任せたほうが無難です。
「だめで、もともと。だからご家庭でどうしても直したい」という場合は、
アイロンを当てたくない場所に、タオルなどを厚めに引いておきましょう。
スチームが届かないようにする為です。
繰り返しますが、セーターにアイロンをかけるときは当てないで浮かして使って下さい。
あくまでも、熱ではなく蒸気で直します。
参考になりましたか?
では、また!
皆様、良いお年を!
はじめまして。タートルネックのタートルの部分のニットが少し伸びて「くてっ」となってきてしまい、なんとか直せないかしら…とサーチしていましたら、こちらのブログにたどり着きました。また、「ニットの治療院」サイトも拝見し、勉強をさせて頂いています。
こちらにご相談を載せて良いのかどうかわからないのですが、専門家の方が知り合いにいないので、コメント欄にさせて頂きます。
もし不適切であれば、どうか削除してください。
私のお気に入りの、ぜひ直したいセーターは「ポリエステル」と「アクリル」のニットなのですが、この素材の場合でも、こちらのサイトのアイロンの蒸気の方法で治る可能性があるのでしょうか?ご教授いただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
勉強というほどの知恵は書いていないつもりだったので、恐縮です。でもコメントいただけてうれしいです。
こちらのブログはHPと違って、自分で気楽な文章を書きたいと思って立ち上げたものなので、コメントの内容はこだわってません。人様の悪口と、宣伝文以外はウェルカムです!
ご質問の、
>「ポリエステル」と「アクリル」のニット
ですが、直ります。
ただし天然素材のほうがスチームで直りやすいです。少し時間がかかるかもしれませんが、根気良く試してみて下さい。
アイロンはセーターから5mm~1cm浮かせて使ってください。直接アイロンが当たると、そこがテカテカと光ってしまうことがあります。あて布を使うと防げますが、スチームの効果も届きにくくなってしまうので、あて布は私は使いません。
裏側にアイロンを当ててみて、テカりやすいか確認してから、始めると安心でしょう。
ニットは素材によって扱い方が変わります。正しい手法もありません。いろいろ試してみて、ご自分のお洋服にあった方法を探ってみて下さい。
では、成功を祈ります。
早速のお返事をありがとうございます!
そして、直るとのことなので、とても嬉しいです。気に入っているけれど、よれていて着ていく機会が少なくなっているニット達に、この方法で再度チャンスが与えられるかと思うと楽しみです。
この週末にでも、ぜひ試してみたいと思います(^^)またご報告いたします☆
今年のブログも楽しみにしています!
コメントありがとうございます。
気に入っているお洋服なら、タンスに眠らせておくのは忍びないですよね。
がんばって、是非アイロンの達人になって下さい。
次のブログの更新は今写真を撮っているところです。気合入れて書きます!
モノを作ることが好きで、修理屋という職業に就くようになりました。修理はとてもクリエイティブな作業です。今までとは違う価値をつけることができ、しかも仕上がったモノは世界にひとつだけのオリジナルになります。その喜びを広げたいと、思っています。
時々、お裁縫に関するちょっとしたコツもご紹介していきたいな~と思ってます。
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